こどものみらい応援隊 | 株式会社アイネット

SUPPORTER INTERVIEW

株式会社アイネット - こどものみらい応援隊

時代が求めることを全てサポートしていきたい

--- 御社の事業について教えて下さい。

私たちは、みなさんの暮らしに関わる、石油・金融・建設・通信・サービス業など様々な分野のお客様の業務を、コンピュータを使ってサポートする会社です。システムを開発するだけとか、管理するだけ…ではなく、当社はそれを最初から最後まで責任をもってやります。

例えばクレジットカード会社さんの場合でいうと、クレジットカードを新規で作ると、審査、カード発行、発送、利用額の集計、請求書の発行・封入……と、いろいろな作業が発生しますよね。当社は、万全の管理の下、すべての作業をシステム化して、一手に請け負うことができます。コスト削減も実現でき、個人情報が漏れる心配もない。ですから、お客様であるカード会社さんは、集客や宣伝、サービス面の強化などに専念できるというわけです。お客様の円滑な業務遂行のため、コンピュータに関わることは全部サポートをしていく、これが当社の強みなんです。

また、宇宙事業にも参加していることも特徴だと思います。実は、小惑星探査機「はやぶさ」の開発にも携わり、表彰もされたんですよ。今後はビジネスに繋げることも考えていて、例えば、衛星から得たデータで水温や塩の含有量が分かります。すると、暖流と寒流が分かってくるので、魚の集まりやすい場所が明確になり、漁業などに活用することができるのです。このように、宇宙から送られてきたデータを集めて、他の様々なビジネスやみなさんの生活に役立たせていきたいと思っています。

 

--- 数多くある事業の中で子どもと関わるお仕事はありますか。

子どもというよりお母さんたちへの支援になるかもしれませんが、当社では、横浜市の保育園を検索するサイトを立ち上げ、運営をしています。社会問題として挙げられる保育園の待機児童の問題。行政も色々な施策は打っていますが、まだまだ解消はされていませんよね。お母さんたちが働きたいと思っても、どの保育園にどのくらいの空きがあるのかが分からなかったり、おなかが大きな時期や乳幼児期のお子さんがいるお母さんは、見学のために保育園へ出向くことすら大変だったり…、そうやって困っているお母さんたちがたくさんいます。ですから、自宅にいながら保育園に関する詳細情報を調べたり、保育園の申請書をダウンロードできるようにしています。

このサイトはどなたにもご利用いただける無料のサービスですが、たくさんの方に活用してもらいたいので、運用にも力をいれています。自宅からの距離が計れたり、園庭の有無など、お母さんたちが本当に知りたいと思っている情報を提供できるようにアップデートしたりと、日々改良をしながら運営しています。今後は、オムツやミルク、ベビーカーなどの割引クーポンを発行できるようにするということも考えていますし、学童や地域で行われている英会話教室、スポーツなどの習い事なども探せるようにしたいですね。これからは、もっと女性が活躍する社会になってほしいから、社会貢献の一環として行っています。

 

--- これからどのような事業に力を入れていきたいですか。

当社では、最近、ドローン(無人航空機)に力を入れているんですよ。今後のドローンの活用については、さまざまな可能性がありますが、当面の使い方としては、ドローンを飛ばして、測量したり3D画像を撮ったりするのが主流でしょうね。ですから当社では、測量や撮影をしたい人、例えば、土木や建築に関わる方たちに、プログラムで飛ばすことのできるドローンを貸し出したいと考えています。「プログラムで飛ばす?」と思うかもしれませんが、実はドローンというのは、その機体を遠隔操作で自由自在に動かすことがとても難しいんです。ところがプログラミングを導入すれば、機体を正確に動かすことができ、測量や撮影をしたい場所の隅々にまで飛ばせるというわけです。

ですから、ドローンを正確に動かすソフトを当社が開発して、測量や撮影ができるドローン(機体)と一緒に貸し出すことができれば、その両方を必要とされている方に喜んでいただけると考えています。そして、撮影したデータについては当社のデータセンターを利用してもらえば、データを預かるビジネスとしてうちの会社にもメリットがでるようになります。このように私たちの会社は、お客様の事業や抱える課題にITが関わる範囲を広げ、時代が求めることを全てサポートしていきたいと思っています。

 

論理的に物事を考え、自分の意見をきちんと言える子どもに育ってほしい

--- 「かながわ夢絵コンテスト」をご支援しているのはどんな想いからですか。

「かながわ夢絵コンテスト」は、22年前にコンテストを立ち上げた当初から当社会長の池田が関わっていましたから、その思いを引き継いでずっと支援を続けています。当社はITの企業ですし、今後は小学校でも本格的なIT教育が始まりますから、子どもたちには「IT」に関わる夢絵をどんどん描いてほしいなぁと思います。

--- これからの社会で子どもたちにどんな力を身に付けてほしいと思いますか。

そうですね、まず1つ目は物事を論理的に考える力を養ってほしいですね。当社のようなIT企業ではロジカルシンキング(論理的思考)は絶対に欠かせない力です。でもそれは決して特別な考え方ではなくて、日常生活の中でもとても必要な力なのですよ。例えば、旅行の予定を立てるとしますよね。昼までに旅行先に着きたい。そのためには何時の飛行機に乗らなくてはいけない。それには家を何時までに出なければならない。空港までの行き方はどうしよう…、というように、目的を達成するためには、誰もが日頃から論理的に考えて動かなくてはいけない。情緒豊かなことはとても大切ですが、それと同じくらい物事を論理的に考えられる力を高めてほしいですね。

そして、もう一つは、自分の考えをきちんと言えるようになってほしいということ。日本人には黙っている美徳がありますが、これからのグローバル時代では自分の考えをきちんと主張することは、異文化コミュニケーションでとても大切ですから。 私も海外の人と交流する機会が多くありますが、みなさん「私は」「私が」としっかりと自己主張してきます。今後の日本を担う子どもたちには、そんな世界の人たちと渡り合って、グローバルに活躍するためにも、論理的に物事を考えて、自分の意見をきちんと言える人に育ってほしいなと思っています。

 

企業情報

株式会社アイネット
https://www.inet.co.jp/

 第21回 かながわ夢絵コンテスト 株式会社アイネット賞

 


 

本取材は、株式会社キャリパスとNPOこどもネットミュージアムによるインターンシップ研修において制作いたしました。