こどものみらい応援隊 | 株式会社ローズホテルズ・インターナショナル
SUPPORTER INTERVIEW

地元・横浜を愛し、横浜とともに咲く大輪のバラ
--- 「ローズホテル横浜」という名前の由来を教えてください。
このホテルは、1981(昭和56)年に「ホリデイ・イン横浜」としてオープンしました。その後、2003(平成15)年に「ローズホテル横浜」として独立し、もう15年になります。
ホテルの名前を新しくするときに、「横浜を発信するホテルになりたい」という想いがありました。そこで、「横浜といえば何だろう」と考え、横浜市の花でもある「バラ」をモチーフにして、「ローズホテル横浜」という名前にしました。ですから、「ローズ」には、横浜の心という想いをこめています。
--- 横浜市内にはたくさんのホテルがありますが、他のホテルと違うところはなんですか。
私たちの親会社は重慶飯店という中華料理のレストランなんです。もともと重慶飯店を経営していて、そこからホテル業に参入しました。いわば、レストランが経営しているホテルです。横浜市内にある他のホテルは、大手の不動産会社や鉄道会社が経営をしているところも多いのですが、ローズホテル横浜は、横浜中華街にある中華料理レストランが出発点です。そのため、地元・横浜を大切にしながら、手づくりの“おもてなし”を提供しています。マニュアルに頼らず、スタッフ一人ひとりがお客さまのことを考えた“おもてなし”をしています。心のこもった“おもてなし”は、他のホテルには負けないローズホテル横浜らしさですね。
また、客室やベッドが大きいことも特色のひとつです。もともとはホリデイ・インという海外の会社が設計をしたため、日本人に合わせて設計された一般的なホテルよりも客室やベッドなどがひとまわり大きくなっています。ひとつの部屋にセミダブルベッドがふたつ入っているため、4人家族でもゆったりとくつろぐことができます。そうした意味でも、ファミリー向けのホテルといえるかもしれません。
--- ホテルにはたくさんのスタッフの方がいらっしゃいますが、どのような仕事をされているのですか。
ホテルの中には、たくさんの仕事があります。まずは、フロント業務です。宿泊にいらっしゃったお客さまをお迎えするための大切な仕事です。お客様のお荷物をお部屋までご案内する、ベルサービス。お部屋を掃除する清掃係もいますね。ベッドメイキングから浴室、お手洗いまで毎日ピカピカにしています。そして、レストランや宴会のスタッフ。食事は中華料理から洋食、和食、デザートなどたくさんあります。それぞれ、料理を作ったり準備をしたりするスタッフ、お飲み物を準備するスタッフやマネージャーなどたくさんの人たちが働いています。
ホテルは24時間動いていますから、お客さまの安全を守る警備のスタッフもいます。また、エアコンやボイラーをしっかりと動かすためのエンジニアもいます。いわば、ひとつの街と言っていいかもしれませんね。
--- 李社長が仕事をしていて嬉しいと感じるときは、どんなときですか。
やはり、お客さまに喜んでいただけたときですね。私たちは、お客さまが喜んでくださるようなサービスを常に考え、提供しています。実際に、アンケートからお客さまの喜ぶ様子が伝わってきたときなどは、本当に嬉しいですね。お客さまが「またローズホテルに宿泊したい」と思ってくだされば、また横浜にも来てくださいます。そのように、ローズホテルや横浜のリピーターが増えていくことが、なによりの喜びです。
やってみなはれ!思い立ったら、まず動こう!
--- かながわ夢絵コンテストを支援してみようと思われたきっかけを教えてください。
一番は、次世代を生きていく子どもたちの育成と応援をしたいと思ったことです。これは企業人としては欠かせないことだと思っています。次の時代を生きていく子どもたちに、しっかりとバトンをわたし、この横浜を発展させていってもらいたいんです。
そのためには、もっともっと世界を知ってもらうことが大切だと思います。自分の視野を広げて、自分が感じたことや考えたことを絵に描いて表現する。そうすることで、もっともっと夢が膨らんでいきますよね。そうした夢を応援するお手伝いができればと思っています。
--- 最後に、かながわ夢絵コンテストに応募する子どもたちへメッセージをお願いします。
私自身はとてもポジティブな性格。色々なことがありますが、物事をいつでも前向きに捉えるようにしています。明朗さやポジティブなマインドというのは、生きていく上でとても大切なことだと思いますから。
だからこそコンテストの作品を見ていても、明るい色で描かれている絵が目に飛び込んできます。ぜひ、自由で明るくて前向きな絵をたくさん描いてもらいたいですね。
子どもたちには、何かを思い立ったら、あれこれ考え過ぎずに、どんどん動いてみてほしい。そして、友だちとたくさんコミュニケーションをとってもらいたいですね。そうすることで、素敵な発想がきっと生まれるはずです。
子どもたちにひとことでエールを送るなら、「やってみなはれ!」ですね。
企業情報
株式会社ローズホテルズ・インターナショナル
http://www.rosehotelyokohama.com/
本取材は、株式会社キャリパスとNPOこどもネットミュージアムによるインターンシップ研修において制作いたしました。
(取材:2018年8月)